カメラ映りの話
今、流行のワード「フォトジェニック」について話そう。
最近よく使われますが、学生の時はよく使っていた言葉。
具体的にどういう意味かというと、写真映えするかどうかという意味。
(もっと厳密にいうと意味合いはちょっと違うのかもしれない)
私は、自分の顔はそこそこ綺麗な方だと思う。
が、写真写りがべらぼうに悪い。とても悲しいくらいに。
SNSなど画像を通して知り合った人と、実際に会うと「写真より全然良い!」と言ってもらえるので、私の勘違いではないと思うのだが…
要は私の顔はフォトジェニックではないという事なのだ、残念なことに。
本当に本当に残念…
20代前半の若い時は、モデルに憧れていた。
だからこそ、フォトジェニックではない事をなかなか認められなかった。
今でも写真に映るのはちょっと苦手だ。
フォトジェニックとは、顔の骨格が関係してくる。
私の顔は男の骨格に近いのだと思う。
骨ばっているという、でも頬は丸みを帯びている。
斜め45度という角度からの写真はもっと苦手。
人にはそれぞれ利き手があるように、顔にも得意な向き不得意な向きが存在する。
頬骨や鼻の高さと関係してくるのだけど。
自分の得意な顔がよく見えるように前髪を分けると、顔のポテンシャルが発揮される。
女の人は自然と自分の得意な向きを知っているんじゃないかな。
私も自然にわかっていたし。
カメラの学校に行っていた時に、先生にチェックしてもらったら今の前髪の分け方がベストだと言われたから。
写真映りが悪いと思う人へ
私のように写真映りが悪いと思う人、まず言えるのは残念ながら骨格をかえない限り難しいということ。
でも諦めきれないという人、とにかくたくさん写真を撮って自分のお気に入りの角度を見つけよう。
私もセルフポートレートをとことんしていた時期がある。(そしてだんだんと写真映りなんてどうでも良いと思うようになった)
自撮りでもかなわない。
セルフィーを使って、たくさん写真を撮ってみる事だ。
もしかしたら思いがけない角度からの自分の顔が素晴らしく素敵かもしれない。
それは追求してみないとわからないものだから。
もしかしたら私のようにどうでも良くなってしまうかもしれない。
やれるところまでやったら、諦めもつくというものだ。
モヤモヤしているよりはだいぶマシだから、騙されたと思ってスマホ片手に微笑んでみて欲しい。
あとオススメなのが、instagramのフィルターをいろいろ試してみることだ。
雰囲気オシャレ路線を狙っていくのは、大いにありだと思う。
むしろ、私はそっち路線に切り替えたというのが正しいかもしれない。
もう自撮りをするような事はないけど、様々な自分の角度を試していた時、たまに奇跡的に素敵な写真が撮れる事がある。
そんな時は、オシャレな雰囲気のフィルターをかけてアップロードし、周りの反応やLikeの数を楽しんでいた。
だんだん自分好みのフィルターがわかってくると、カフェや風景もその雰囲気で公開したくなり楽しくなってくる。
そういったオシャレな雰囲気を醸し出すセンスだけは高かったので、生活感がない自分をブランディングしてはその様子に浸っていた。
写真が大ブームの今、自分の顔を気に入る感じで撮れないのはストレスが貯まることだろう。友人と一緒に撮った写真でも妙に映りが良い子だったりすると、比較してしまいガッカリするよね。私もよくガッカリしてたもん。
「なんでこんなに私ブサイクなんだろう」って。
実際はそんな事ないと思うんだけどね。
でもそれはもう仕方ないこと。
フォトジェニックな顔立ちは骨格ベースで存在するから。
とことん自分の顔を追及するか諦めるか、路線を変える、いずれかで写真映りのモヤモヤは克服しよう。