ライカギャラリーで開催されているレスリーキーさんの写真展に行った話
2月9日~2月11日、この3日間の連休でのハイライト。
銀座にあるライカギャラリー 東京で開催されているレスリー・キーの写真展に行った事。
毎週銀座には行くのだけど、ライカギャラリーに行ったのは初めて。
毎回通ってた通り沿いにあった!それは一つ素敵な発見だったなと思う。
ライカギャラリーは2階にあり、1回はライカの販売や修理受付となっているらしい。
1階はお客さんはあまりおらず、店員さんの方が多い状態。
「こういうお店ってドキドキする…」と思いながらも、重い扉を開けそそくさと2階へ。
女性の店員さんが私の心を読んだかのように、優しい笑顔で「いらっしゃいませ」と言ってくれたのは勇気が出て嬉しかったな。
2階に上がり短い廊下を右に行くと、ガラス張りの小さな一室がある。
「修理の受付は終了しました」と立て看板があったから、普段は2階が修理受付場所なんだろう。
今回のレスリーキーさんの写真展は、「写真×本」。
ライカSLという機材で撮ったから、ライカギャラリー東京で展示されていたんだな。
ライカギャラリーの他、ライカプロフェッショナルストア東京、ライカ GINZA SIXでも展示する。
期間は全て2019年5月14日(火)まで。
展示している写真はギャラリーによって違うのかな。
ライカギャラリー東京の展示で思ったこと。
「奥行きをすごく感じる、これ2D?」
写真は平面なので、2D。
でも手を伸ばせば、入っていってしまいそうなくらい奥行きを感じた。
1枚目の写真でそう感じたんだけど、すごく不思議な感覚だったな。
そう感じたのは1枚目だけで、ほかの写真ではとくにそういう感想は抱かなかった。
でも光の当て方とか、神がかってると思ったし、
「どう伝えたらモデルさんにそんな表情、およびポージングをさせられるの??」
という。。。謎だらけ。
私はモデルさんに自然な笑顔を作らせることにだって、一苦労。
望んでいる視線の先だって、言葉だけで伝えるのが大変。
そりゃね、くぐってきた修羅場の数や緊張感が違うのはもちろんあると思うよ。
ただ、経験を積むだけでして欲しい表情もろもろ伝えられるんだろうか。
なんかもっと違った次元の話のような気がする。
違う人間がレスリーキーさんと全く同じ経験をした場合、同じようなコミュニケーションをとることが出来るのだろうか?
私はそれはないと思う。
おそらく違う人間もその人なりの、違ったスキルを身に付けるはず。
自分が表現したいことをコミュニケーションで伝えるには、頭の中でかなり細部まで作りこまないとダメなんじゃないかな。
レスリーキーさんには、その才能もあったんだろうな。
写真展自体、数か月ぶりとかなり久々に行った。行って良かったなぁ。
奥行きの話だけど、もしかしたらライカSLのポテンシャルなのかもしれない。
ライティングの腕前なのか、機体の可能性なのか
私にはわからないけど、あの奥行には本当にびっくりしたの。
ライカのロゴって、コカ・コーラのロゴと似てて可愛いなと思ったり
本体のデザインが今風なポラロイドカメラがあったりと、ちょっとイメージが変わった。
クラシックスタイルで時代の流れは特に重要視していないように勝手に思ってた。
2階に上がるまでの階段の壁面には、過去のカメラがケースに飾られていた。
ライカのカメラをしっかり見るのは、実は今回が初めて。
う~ん、カッコいい!!なんだろう、めちゃくちゃカッコいいんだ。
いいなぁ、欲しいなぁ…なんて思っていても、100万とか普通にする。
もっと頑張ろうって気持ちになった。
あんましジロジロ見ていたら店員さんに声をかけられてしまうと思い、
入ったときと同じくそそくさとお店も後にしましたとさ。
行って良かった~!楽しい時間をありがとう!
カメラの視度調整は行っていますか?
カメラを購入したら、まず行うのが視度調整。
一眼レフカメラを買ったら必須です。
視度とは、「視力に合わせてファインダーの度数を調整する機能」のこと。
基本的に自分のカメラを人に貸したり、逆に借りたりすることはないのであまり意識をした事がなかった。
しかしある仕事のとき、私の使っているカメラをそのまま活用できなかったから、会社のカメラを借りて撮影をした。
そうしたら、なんだかピントが合っていない…もやもやするなぁと思って、設定をいろいろといじっていたら、視度が合っていないことを発見した。
長期間の仕事で、この期間は私しかそのカメラを使用しなかったので
自分の目に合わせて視度調整していた。
ただある日カメラマン5~6名体制の仕事があった。
ブースにカメラマンが専任で担当するスタイルだったんだけど
アシスタントも兼ねているため回しきれない時もあった。
一人のカメラマンがずっとアシスタントをしてしまうと
各ブース専任のカメラマンは休憩する時間もなく
数時間ずっとシャッター切るような状態になる。
私はある程度その仕事に慣れてきたため
撮影もアシスタントも両方いける。
担当ブースは2つあり、私含め3人のカメラマンで回していた。
3人のカメラマンのうち一人がアシスタントに入るため、人数的にはタイト。
アシスタントができないカメラマンは担当ブースをひたすら回すことになる。
気分転換も兼ねて交代したり、休憩に行ってもらいながら仕事をこなしていた。
3人のカメラマンのうち一人はご年配の方で、メガネ必須の視力の持ち主だった。
だからその人が使っているカメラで撮影を行うと、毎度のこと視度調整を行う必要がある。
結局それがお互い手間になってしまったので、そのブースではカメラマンの交代はせずにぶっ通しで撮影を頑張っていただいた。
視度調整とは本当に大事なんだなと実感した。
合わないとボヤけて全く見えない。
一番びっくりしたのは、自分の父親と同じくらいの年齢のカメラマンが使っているカメラで撮影した時のこと。
30cm先もまともに見えないくらいのぼやけ。この調整がその人には合っているのだ。
視度を調整するのも、お互い手間なのでその人のカメラで撮影するのは控えようと本当に思った。
ちなみに視度調整は、レンズ越しに何かしらの文字を見てはっきりくっきり見えるまで合わせるという方法が一般的。
仕事中いちいち、文字のぞいて視度調整なんてしている暇ないよ~。
ふと、カメラの学校に行っていた時のことを思い出した。
比較的初期の授業で、カメラを購入したらやる事の回で視度調整について色々教わったなぁ。
あの時は、「ふ~ん」ってな感じで聞いていたけど
いざ現場に出てみると、そういった当たり前の調整がとても大事な事だったんだと実感する。
露出やライティングなど、重要視しがちだけど
当たり前すぎることに改めて目を向けてみると新しい発見があるのかな。
この仕事はとても楽しかったから、今年も行きたい。
今年は2年目になるからもっと楽にさまざまな事に目を向ける事が出来ると思う。
慣れてくれば、この画角の方が綺麗だとか自分なりの提案ができるようになるかな。
1年目は慣れるのに精いっぱいで、少しでも早く慣れてしまたかったから全ての現場に入った。
キツいなと思うこともあったけど、楽しかったり自信に繋がったりプラスに感じることの方が圧倒的に多かったな。
正直、カメラマンとしての自信がなくなっていた時だったから、とてもありがたかった。
「けっこう自分ってヤルじゃん!」って小さい自信を積み上げられたのは、良い経験だし今後の自分の肥やしになっていくんだと思う。
改めて視度調節の重要さも知る事も出来たしね!
サードパーティと純正品の違い
サードパーティと純正品の違いについて、書いていこうと思う。
特にレンズにフォーカスを当てていくつもり。
リアルタイムな話なのだけど、今日まさにサードパーティと純正品の違いについて実感した。
だから書こうと思ったの。
何を実感したかというと、「ピンずれ」について。
あるサードパーティの広角レンズを使っていたのだけど、オートフォーカスでピンとを合わせてシャッターを切ったのにも関わらずピントが合わずに困っていた。
F2.8の開放値での撮影、ピントが合う位置が浅いのでピントはズレやすい。
反押しでピンを固定して、撮りたい画角に移動させてシャッターを切ると高い確率でブレてしまうのでオートフォーカスでピンを固定したらそのままシャッターを切ったのに…
以前、開放値の撮影について書いたね。
あれから色々自分なりに対策を考えたわけ。
先輩に相談したら、体幹を鍛えろって言われたw
長い目で見たら、有効な方法だったから、挑戦しようと思う。いつかね。
でも、私は今すぐどうにかしなきゃいけないんだ。
仕事が半年先のものだったら今からしっかり体幹を鍛えて臨むけど、来週が本番だから!
ただそれが簡単な方法でアッサリと解決。
前回の練習ではピンずれについてめちゃくちゃ言われたのに、今回はあっさりと「いい感じだね!じゃ本番もよろ!」。
それが、サードパーティと純正レンズの違いだったの。
スタジオには予備として、2台のカメラとレンズが用意されている。
まったく同じ機体やレンズではなく、カメラ本体は両方ともあるメーカーのもの・レンズはサードパーティと純正品だった。
体が小さめの私を気遣って、軽めのサードパーティのレンズがついている方のセットを先輩は進めてくれた。でも、それが仇となってしまった。
壁に体を固定したり、脚立に座っていると安定するので手ブレはほとんどない。
しかし、中腰にならないと決められない難しい画角の時
体を固定できず不安定なのでフォーカスポイントで
ピンを固定しても手ブレしてしまう。
だから、体幹鍛えなさいって言われたんだろうけど。
でも問題はサードパーティレンズとカメラ本体のピンずれにあった。
長いこと使っていた組み合わせだったんだろう。
徐々にズレてきていたんだと思う。
というか、今までその組み合わせも撮影で使ってたんだったら、
納品できないレベルの写真ばっかりだったんじゃないのか…?
とちょっとした不安がよぎったけど、プロのカメラマンだから大丈夫なはず。
純正レンズのセットで再度撮影したら、バッチリピンがあった写真が撮れた。
なぁ~んだ!こんな簡単に解決?!と少し拍子抜け、と共に心からの安堵感。
前回の練習から今回の練習まで、けっこう憂鬱な気持ちで過ごしてたんだけど!
これなら本番も安心だとホッと胸をなでおろす。
サードパーティーは値段もリーズナブルだから手を出しやすいよね。
趣味くらいの気持ちでやっている人であれば問題ないけど、仕事で使うのであれば純正品が良いのではないかな。
プロのカメラマンが自分で使っている機材であれば、おそらく問題はないだろうけど。
カメラ本体って消耗品だし、シャッター切りまくってるとそれだけ寿命が早い。
だからカメラが用意されているのであれば、こちらとしてはそれに越したことはない。
とまぁ、サードパーティと純正品との違いを実感した一日でした。
余談だけど、この日は朝からずっと憂鬱だった。
なんならインフルエンザになったとでも言ってやろうかなと、ちょっと本気で思ってた。それくらい、憂鬱だったの。
だから終わったら頑張った自分にご褒美を上げようと決めていた。
手ブレの問題も解決して、かなり気分よく練習を終える事が出来たため
帰り際には滅多に寄らないスタバで新作を楽しんだよ!
カメラ映りの話
今、流行のワード「フォトジェニック」について話そう。
最近よく使われますが、学生の時はよく使っていた言葉。
具体的にどういう意味かというと、写真映えするかどうかという意味。
(もっと厳密にいうと意味合いはちょっと違うのかもしれない)
私は、自分の顔はそこそこ綺麗な方だと思う。
が、写真写りがべらぼうに悪い。とても悲しいくらいに。
SNSなど画像を通して知り合った人と、実際に会うと「写真より全然良い!」と言ってもらえるので、私の勘違いではないと思うのだが…
要は私の顔はフォトジェニックではないという事なのだ、残念なことに。
本当に本当に残念…
20代前半の若い時は、モデルに憧れていた。
だからこそ、フォトジェニックではない事をなかなか認められなかった。
今でも写真に映るのはちょっと苦手だ。
フォトジェニックとは、顔の骨格が関係してくる。
私の顔は男の骨格に近いのだと思う。
骨ばっているという、でも頬は丸みを帯びている。
斜め45度という角度からの写真はもっと苦手。
人にはそれぞれ利き手があるように、顔にも得意な向き不得意な向きが存在する。
頬骨や鼻の高さと関係してくるのだけど。
自分の得意な顔がよく見えるように前髪を分けると、顔のポテンシャルが発揮される。
女の人は自然と自分の得意な向きを知っているんじゃないかな。
私も自然にわかっていたし。
カメラの学校に行っていた時に、先生にチェックしてもらったら今の前髪の分け方がベストだと言われたから。
写真映りが悪いと思う人へ
私のように写真映りが悪いと思う人、まず言えるのは残念ながら骨格をかえない限り難しいということ。
でも諦めきれないという人、とにかくたくさん写真を撮って自分のお気に入りの角度を見つけよう。
私もセルフポートレートをとことんしていた時期がある。(そしてだんだんと写真映りなんてどうでも良いと思うようになった)
自撮りでもかなわない。
セルフィーを使って、たくさん写真を撮ってみる事だ。
もしかしたら思いがけない角度からの自分の顔が素晴らしく素敵かもしれない。
それは追求してみないとわからないものだから。
もしかしたら私のようにどうでも良くなってしまうかもしれない。
やれるところまでやったら、諦めもつくというものだ。
モヤモヤしているよりはだいぶマシだから、騙されたと思ってスマホ片手に微笑んでみて欲しい。
あとオススメなのが、instagramのフィルターをいろいろ試してみることだ。
雰囲気オシャレ路線を狙っていくのは、大いにありだと思う。
むしろ、私はそっち路線に切り替えたというのが正しいかもしれない。
もう自撮りをするような事はないけど、様々な自分の角度を試していた時、たまに奇跡的に素敵な写真が撮れる事がある。
そんな時は、オシャレな雰囲気のフィルターをかけてアップロードし、周りの反応やLikeの数を楽しんでいた。
だんだん自分好みのフィルターがわかってくると、カフェや風景もその雰囲気で公開したくなり楽しくなってくる。
そういったオシャレな雰囲気を醸し出すセンスだけは高かったので、生活感がない自分をブランディングしてはその様子に浸っていた。
写真が大ブームの今、自分の顔を気に入る感じで撮れないのはストレスが貯まることだろう。友人と一緒に撮った写真でも妙に映りが良い子だったりすると、比較してしまいガッカリするよね。私もよくガッカリしてたもん。
「なんでこんなに私ブサイクなんだろう」って。
実際はそんな事ないと思うんだけどね。
でもそれはもう仕方ないこと。
フォトジェニックな顔立ちは骨格ベースで存在するから。
とことん自分の顔を追及するか諦めるか、路線を変える、いずれかで写真映りのモヤモヤは克服しよう。
フルサイズを使っているとコンデジが欲しくなる
学生時代や仕事をもらいたての頃は、フルサイズのカメラを使っているのが誇らしかった。
値段も張るし、レンズも高いし、機体サイズが大きくてプロのカメラマンっぽいから。
でもそれも数年もすると、持ち運びが便利なコンパクトデジタルカメラが欲しくなってしまうものだ。
いろいろ遊べるコンデジが1台あると生活はより鮮やかになると思う(なったらいいな~)
ミラーレスのカメラは、1台は持っておくと良い。
メーカーはどこでもOK。
旅行に行くとフルサイズのカメラを持っている人々を見かけるのだけど、本当に写真が好きなんだろうなと感心する。
基本的にカメラ本体は消耗品で、数年したら買い替えることを前提としているから、実はおおざっぱに扱う。レンズは話が別だけど。
余談になるけど、私はカメラは床に直置きするタイプ。
椅子やテーブルに乗せて落とされるより、蹴られてしまった方がダメージが少ないからだ。ちょっと高いところから落とされた時は、確実にレンズは割れてしまうだろうし。
フルサイズのカメラを買った時は、持っている自分の姿に惚れ惚れしてどこにでも持って行ってた。重たいから肩かけしてると、肩こりが本当にヤバかったけど。
標準レンズを装着しているから、なおさら重たいけど誇らしかったしとても嬉しかった。
当時はよく頑張っていたなと、つくづく思う。
私だけではなく、同じ学校に行ってた友人たちもみんなそんな感じだった。
ミラーレスのコンデジを持っていると、日常の記録を取りやすい。
スマホよりコンデジの方が撮影しやすいし、シャッターチャンスも掴める。
最近のスマホはカメラ機能が充実している。
けど、「カメラ」の方が写真を撮るのに最適だよね。
そしてコンデジはより気軽に撮影が楽しめるし簡単。軽くてコンパクト。
フォトショで加工することを考えるのであれば、最低限の機能があれば十分。
一眼レフカメラは、スタジオ撮影とか本格的な撮影には向くけど普段使いにはちょっと大変。それに比べてコンデジはデイリー使いにピッタリ!
だからこそ、今はミラーレスのコンデジが最も欲しい。
狙っているのはある有名なメーカーのミラーレスシリーズ。
値段はオープン価格で9万ちょっと。
安い買い物ではないけど、何かしら目標達成した時の自分へのご褒美としては最高かもしれないと思っている。
変に安いカメラを買うよりは、多少高くても信頼あるメーカーのカメラの方がお得のはず。
いろいろカメラを試してみたい方は、レンタルしてみるのもオススメだ。
実際に使ってみないと、自分自身との相性もわからないから。
今使っていないメーカーを使ってみると新しい発見があるはず。
さまざまなメーカーのカメラを試してみると面白いと思う。
メーカーによって色味や画像の粗さが若干違うから。
(色味は、、ホワイトバランスのこと。)
操作性の相性もある。
直観で操作出来た方が絶対にいいから、使いやすさ操作しやすさに重点を置くと良い。
今は色々なメーカーが出ているので、全て試して自分なりにそれぞれの特徴を把握しておくと面白いかもな。
それは時間がある時に、私自身がやってみようかと思います!
自分に最も合ったコンデジを見つけてみよう!
コンデジがあればお出かけがもっと楽しくなるかな♪
旅行に行ってもほとんど写真を撮らないから、コンデジデビューしたらカシャカシャしまくってやろうと思う!
今はソニーが注目されているのか
私が「写真」を学んでいた時、カメラといえばとある2大メーカーが主流だった。
しかし最近では、ソニーが注目されているね。
友人のプロカメラマンはそのうちに一つのメーカーを使っているが、ダブルスロットだったらソニーに変えていたという。
ちなみにダブルスロットとは、SDカードなどの記録メディアを2枚挿し出来る機種のこと。
私はスロットの数をあまり意識したことなかったので、そういうところを見てカメラ機種を判断しているのか~と目からうろこ。
もしかしたら、ダブルスロットかどうか気にする方が稀なのかもしれないけどね。
カメラマン業界ではソニーがとても注目されている。
以前少しお世話になった会社もスチルや動画撮影を行っていて、ソニーのカメラを使っていたなぁなんて、ふと思い出してみたり。
なぜそんなソニーが注目されているのだろうか?
確かにソニーは革新的なカメラを開発している。
有名どころのメーカーからソニーに移行するとしたら、だいぶ先の話になるかな。
なぜなら同じメーカーであっても、機種が異なると画質が若干変わってきてしまうから。
だから、複数のカメラを使うときは機種を全く同じものにするのが基本。
でも機種が同じであっても機体が異なると、微々たる違いが出てくる。
例えば同じメーカーのまったく同じ機種のカメラを3つ使っていても、明るさやWBに本当に少しだけ違いが出てくるのだ。
このように同じメーカー・機種であっても、厳密にいうとまったく同じ画質画像になるとは限らない。
メーカーが変わってしまえば画像の粒子やWBの設定など、大きく異なってしまう。
こういった事を考えると、大手メーカーからソニーから移行するのはだいぶ先になるだろう。ソニーは良いと思うんだけど、業界的にちょっと時間がかかるかなってことね。
例えばフリーランスの若者が全員ソニーを使っている状況になれば話は別かな。
「これからはソニーの時代」
一部のカメラマンはこのように名言している。
2013年に発表されたフルサイズミラーレスカメラα7が世界初で、そこから火がついたのかな。
先駆性と抜きん出たスペックを持ち合わせるEマウントαシリーズが特に注目されていた。
私はずっとある有名なメーカーを使っているんだけど、今のところこのメーカーに満足しているので使い続けると思う。
こだわりもあるけど、「たくさんの人に使われている=支持されている」という安心感から。
操作が慣れてるというのもあるし、愛着あるんだよね。
もしソニーが有名メーカーに勝つのであれば、テクノロジーだけではなくマーケティングにも力を入れるんだろうな。
現に今、ソニーは商品購入後の体験価値誘導というものに注力している。
商品購入後、3か月に3回…要は1か月に1回、顧客にコンタクトを取り製品をより効果的に使ってもらうための最新情報提供やサポートを行っている。
ソニーには頑張ってもらいたいな。
ライバルがいる事で、サービスはどんどん向上していく。
今までは有名メーカー2社がそれぞれがライバルのような関係だったけど、そこにソニーが参戦することでもっとテクノロジーやサービス向上に向けた動きが活発化されると思う!とても良い方向に市場が成長していくね、これからがとても楽しみ。
今後、家電量販店に行ったらソニー製品もチェックしてみよう。
真冬のロケは準備が大事
今日は仕事で簡単なロケ撮影を行った。
真冬のロケ撮影は、いつも準備がとても重要だと痛感させられる。
ちなみに
私は50mmの単焦点レンズを使っている。
F値 3.2くらいだとちょうど良く背景がボケて人物が綺麗に浮き上がるので気に入っている。
話は戻って、真冬のロケ撮影にはどんな準備が必要なのかというと人物のポージングバリエーションの想定だ。
機材の準備も必要なのはもちろんだが、大体14時くらいに撮影するのでカメラだけで十分。
サクっと5~10分程度のおまけ程度の撮影なのだが、何気に重要度が高いのでいつも頭を悩ませる。
さて、ポージングに話を戻そう。
バストトップ3パターン、全身3パターンが欲しい。
ありがたいことに冬は上着verと上着を脱いだverが撮れるので、それだけでもだいぶ印象が変わる。
しかし横並びにしてしまうと、やっぱりつまらない。
ポージングと背景の組み合わせを変えていく必要がある。
一応参考ポージング集はあるものの、モデルさんのイメージに合わせたいので必ずしも使えるとは限らないので、頭を悩ませる。でも実はそれが楽しい。
真正面・角度をつける・手を顔の近くに持ってくる・視線外し・おすまし、微笑み、ニッコリ…
色々とバリエーションは作れるんだけど、実はモデルさんは素人さん。
「手を口元に持っていって、ニッコリしましょう」と言っても、どう撮られているのか本人的がイメージできないと違和感でしかない。
10分程度の撮影時間内でそのイメージを素人のモデルさんに伝えるのは、なかなか難しい…コミュニケーションスキルがもっと高ければ素敵な写真を撮ってあげられるのに。
勘が良かったり、センスがある子だとすんなりとその子にぴったりの位置に手を持っていってくれたり、抜群の笑顔をくれる。
こういう子の撮影は、楽ちんだし楽しい★
でも、素人さんモデルをいかに綺麗に撮るかを考えるところに面白味があったりする。
むしろ私はそこを追求したい。
どの角度が素敵で、どうしたら笑ってくれるのか、このイメージが伝わるのか。
イメージを言葉で伝えるのが一番難しいかも。
あとは目線、見て欲しいところをどうやって見てもらうのか。
基本的には空いた手を使うのだけど、モデルさんが遠かったりするとアシスタントが欲しくなる。
光の当たり方や加減をしっかり読み取るのがカメラマンの仕事だと思う。
正直シャッターは誰でも押せるから。
真冬や真夏はモデルさんにかかる負担が大きい。
素人さんモデルはあからさまに、寒さや暑さを顔に出してくるからこちらとしても早く終わらせてあげたい。
それがプロの仕事として正しいのかどうかはわからないけど、私はそう思う。
だからカメラマンはロケは事前準備がとても大事なんだと思う。
私の撮影はスナップに近いから、まだ気軽に撮れるけど
雑誌の撮影だったりしたらもっともっと準備が必要。
あとは準備したからといって、必ずしも自分が意図した流れにならないこともしばしば。私も何度も裏切られてきてるから(涙)
準備って大事なんだけど、無駄になってしまうかもしれない
ここを考えてしまうと、ついつい怠ってしまいがち。
でもきちんと準備して、モデルさんとの相性も良ければ
最高に良い写真が撮れることも知っている。
モデルさんのテンションも上げる必要があるし、イメージもしっかり伝える。
つくづくカメラマンというのはコミュニケーションの仕事なんだなと思うよ。
でもそれだけではなく、露出やホワイトバランス、どこに光を当てたら良いのかなど考慮すべき点はたくさんある。
極めれば最高に面白い仕事だと思う。
私はピリピリした現場が苦手だから、フリーランスで気軽にやってるけど。
それでもたまに、しっかり現場で鍛え上げられてたら良かったのかもなと思う時もある。
とにかく
真冬のロケは準備が大事。
準備できないこともある、光の加減とかその時に判断しなくちゃいけないから。
でもポージングやロケハンなど、最低準備には力を入れておこう。
無駄になってしまう時もあるけど、自信にも繋がるしね。